『コシノヤのうずまきパン』が食べたい！ - かりんか・おーろら趣味の部屋

お題「好きだった給食メニュー」について。
正確には「給食」ではないけれど、たまらなく好きだったパンがありました。
ああっ、思い出してしまった。めっちゃ食べたい。

Oisix特別お題キャンペーン「好きだった給食メニュー」

中学生の頃、購買部に並ぶパンの中に『コシノヤのうずまきパン』というものがありました。

パイとパンの中間みたいな生地（パイのように層があるパン生地）を渦巻き状にした平たいパンで、上にはアイシング（白いクリーム状の砂糖）がかかっていました。
焼き上がりに個体差があり、特に端っこがカリカリに焼けているタイプが絶品だったんです。

そんなコシノヤのうずまきパンですが、実はスーパーなど店頭では見た事がありません。年の離れた兄弟に、在学中に買ってきてもらったのが口にした最後です。

実に四半世紀は食べていない。

ミニスナックゴールドも甘くて柔らかくて美味しいです。
アルバイトしていた頃、昼食でよくお世話になっていました。

が、コシノヤのうずまきパンは生地もアイシングも水分少なめで、サクサクした食感です。

また、ミニスナックゴールドは生地を捻りながら渦巻き状に巻いていますが、コシノヤのうずまきパンは捻らない渦巻きでした。

どこかで買えないものか、今まで何度も検索しました。
Amazon・楽天・コシノヤという製パン工場（直販）……
ですが、見つけられません。

もう作られていないのか……？

買えないけれど食べたいなら、作るしかない。
思い出を頼りに、レシピを探します。

コシノヤのうずまきパンは「パイのような層があるパン生地」でした。
調べた結果「デニッシュ」に分類されると思われます。（知らなかった）

ちなみにデニッシュとはパンの一種で、Wikipediaには以下のように説明されていました。

原料として、小麦、イースト、牛乳、卵、多量のバターを含む。その他の油脂類を含む場合もある。イーストの入ったパン生地を薄く延ばし、バターを塗り込み何重にも重ね、巻き込む。数回繰り返すことでサクサクする食感やバターの風味ができ上がる。

（焼けたけど成功ではない）
「うずまきデニッシュ」でレシピを検索、試作しました。

作り方をざっくりいうと、

といった工程なんですが……

今回は失敗してしまいました。
過発酵したのが原因のようです。*1

生地が膨らまず固くなってしまったので、再現には至りませんでした。*2

それでも写真を載せたのは、見た目が、「層のあるパン生地」という見た目だけは「コシノヤのうずまきパン」に少し似てくれたからです！
※一応補足しますが、本家は格段に美味しそうだし美味しいです、念のため。

ただ「コシノヤのうずまきパン」、大きさは写真の白いお皿と同じ位なんですけどね……

お題の「給食」とはちょっとずれてるのかなぁと思いつつ、コシノヤのうずまきパンを思い出してしまったので、書いたり焼いたりしてしまいました。

今回は再現出来なかったのですが、見た目が惜しいところまで出来たので、自作にもまた挑戦したいです。

でもやっぱり、見かけたら、まだ存在するなら、あの「コシノヤのうずまきパン」食べたいです。
きっとこの人生が終わるまで、時々思い出しては検索してそうです。その位大好き。

*1:1次発酵の後、空気抜いてからバター折り込むまでに時間が空いてしまいました。生地が再度膨らみ、少し酸っぱい香りがしました。焼いても膨らまなかったです。

*2:とはいえ材料は小麦粉・バター等なので、別物のお菓子として美味しく頂きました。