かりんか・おーろら趣味の部屋

趣味のゲームや作曲について書きます。あと、お出かけしたら写真も載せたいです。

ロデアの事を書きます。

どうも、かりんかです。

最早時期はずれかと思いますが、ロデアの事を書きます。

このゲームは「ロデア・ザ・スカイソルジャー」というタイトルで、今年の4月2日にWiiU版と3DS版で発売されました。
WiiUの初回版のみWii版「天空の機士ロデア」が同梱されています。

3DS版は無事クリアし、Wii版はラスボスに勝てないまま数ヵ月経ちという状況です(WiiUはほぼ3DSと同じようなので最後に遊ぶ予定)。
いつになるのか見当もつきませんが、いつかはWii版のエンディングを自力で見たいなぁと思っています。


【操作について】

操作方法は、3DSWiiUWiiでは違うので、レビューに書かれている方もいらっしゃるように、違うゲームのように遊べます。

3DSWiiU版〉
少し宙に浮く予備飛行→照準合わせ→飛行(A→方向キー→A)
また、Yで真上に上昇出来るので、辺りを見回したい時は便利です。

但し、飛行エネルギー(感覚的には飛行時間)に制限があるので、画面中央にある円形のゲージに注意して、時々壁などに足を着く(地面に着地せず壁を蹴るでもOK)必要があります。

慣れるとあちこち探索出来て(島の下でも)、隅々まで見に行きたくなりました。

ただし、「自由に飛べるんだよな」とばかりに何もない空に飛び出すと、どこかで急に墜落する事になるようです。

Wii版〉
リモコンをTVに向けてポインター合わせ→飛行(B押したままリモコン振る、振り方で飛ぶ時の軌道変えられる)です。

飛行時間に制限はありませんが、ポインターが合わない=遠くてそこには飛べない、という仕様です。

しかし、飛んで行くうちに先程まで遠くてポイント出来なかった所に近づくと照準を合わせられるようになるので、その都度照準合わせ直していくと、延々と飛んでいられます。

Wiiリモコン初めて使ったのですが、新鮮で凄く面白かったです。
急に方向転換とかは難しいですし、真上に上昇も出来ないです。でも、ずーっと飛んで行ける感覚がとても気持ち良くて楽しいです。

また、考えすぎかも知れませんが、こちらの設定の方がストーリー上しっくりくると言いますか、「だからロデアはあの時こう出来なかったんだなぁ」と納得する所がありました。

Wii版は、2011年の6月には完成していたようで、すぐ発売したら良かったのにと思います。

天空の機士ロデアには各エリア四面と、最大四人でゴールまで飛ぶレース(?)ゲームのデモがあるんです。
背景の色彩が綺麗ですし、店頭とかでデモ流したら「へー面白そうだね~」と立ち止まったり、遊んでみる方もいたかも……初回版購入した人しか遊べないのはちょっと勿体ない気がします。

【ストーリーの序盤】

ここの世界には、空に浮かぶ島々のガルーダと、地上にあるナーガ帝国があり、ナーガ帝国は機械文明で栄えていますが、エネルギー枯渇問題が発生しています。

ガルーダは千年に一度ナーガの上空を通過するのですが、ガルーダに資源があると分かり、時の皇帝ギアードは、ガルーダが上空に来た時を狙ってガルーダに侵攻します。

更に、ガルーダはある程度の期間しかナーガの上空にいない為、"時のねじまき"という古代遺産を使ってガルーダとナーガを繋ぐゲートを作るという計画もありました。

ギアードの娘のセシリア姫は、父親のガルーダ侵攻に心を痛めており、時のねじまきを持ち出して、護衛の機械兵ロデアとガルーダに逃げだします。

ここまでが物語の背景になります。


プロローグは、追っ手に追いつかれたセシリア姫をロデアが助けに行くところで、操作のチュートリアルも兼ねています。

Wii版の方は、実戦に備え動作確認するという雰囲気でロデアに緊張感があり、物語により相応しい気がします。

3DSWiiU版は、操作方法をロデアが全部説明してくれます。とても優しく丁寧に教えてくれますが、
「こっちの事は放っておいて良いから、セシリア姫を助けに行ってあげて」
と、こちらが心配になったりします。


チュートリアルの後、ロデアは墜落した飛行船からセシリア姫を助け出しますが、追っ手に追いつかれてしまいます。

セシリア姫は時のねじまきを半分に割り片方をロデアに託し、遠いガルーダの砂漠に彼を転送します。

セシリア姫を守れず、一人になったロデアは悲鳴のように絶叫し、姫に届かなかった右手を地面に叩きつけ(この時肩から肘までが全壊)、「これが、こころ……な ら 」と倒れ、停止してしまいます。


そのまま千年経過します。

機械いじりが大好きな少女イオンが、砂漠に埋まっていたロデアを発見し、彼を修理します。

再起動したロデアは、自分の名前と誰かが言った「ガルーダを救う」という目的しか思い出す事が出来ず、心があった事も忘れていました。


一話では敵はおらず、フィールド上のチュートリアル(アイテムの説明など)といった感じで、平和なガルーダを飛びます。

ガルーダは自然が多い島々で、所々遺跡と融合したような場所もあります。
空には幾つか飛行船が飛び、何故か洗濯物が干してある島もあり、人が暮らしている気配を感じます。
色彩も綺麗で、飛んでいて楽しく、何だか癒される所です。
音楽も世界観に合っていて素敵です。


一話終盤で突如、ギアードの再侵攻宣言の映像と共に大量の機械兵が現れ、僅かな記憶からギアードを敵と認識し、一人飛んで行くロデアをイオンが追いかける形で二人の旅が始まります。

この後、イオンの言動でロデアは心を取り戻し、二人は深い友好を育んでいきます。
ゲーム中も二人の会話があり、気の合う幼なじみ同士のようで、何とも微笑ましいです。

尚、二話以降は敵機械兵も出現しますが、基本フグやカニなど海の生物がモデルとなっていて、可愛らしいものが多い気がします。

それもあってか、殺伐としていなくて良いなぁと思います。


【登場人物】※私見含む

 ロデア(R0:アールゼロ)
主人公。空を飛べるロボット(人型機械兵Rシリーズの試作機)で、見た目は10~14歳位の少年。一人称は「俺」。

頭に赤い角(?)と腰の後ろ辺りに尻尾(ウイング:黒いコードの先に尾翼みたいな部分がついている)があります。
ロデア以外の他のRシリーズにも基本、角と尻尾がついています。悪魔モチーフ?

竹を割ったような性格で、ちょっと自信家で気が早く、照れたり拗ねたりとぼけたり、感情豊かです。
一方常識発言や冷静な一面もあり、凄く人間っぽいです。
根に持つような事もなくさっぱりしていて、私個人的には好きです。

セシリア姫と離れた時の彼はとても痛々しく、見ていてこちらが辛くなりました。

指図されるのは好きではなさそうですが、頼られるのは好きな模様。

ロデア自身悪意は全然ないのですが、言いたい事は割りとしっかり言えるところもあってか相手をいじったり、黒歴史暴露したみたいになった時もあり、何度も笑わせて頂きました。

イオンにだけは弱いようで、何となく尻に敷かれるような状態に陥っています。

でも、イオンが修理してくれた右腕は壊れる事なくちゃんと動くし、自分の事を心配して一緒にいてくれるイオンの事は、やっぱり信頼しているし大好きなんだろうなぁと思います。(恋愛要素はなし、そこが良い)

尚、彼をロデアと名付けたのはセシリア姫で、意味は「親愛なるアールゼロ」すなわちR0をロと読み、後ろに親愛なる=ディアーをつける→ロデア、だそうです。
作中でイオンも言いますが、良い名前だと思います。姫がロデアを大事に思っていたのがよく分かります。

この名前と由来考えた方、凄いと思います。


 イオン
ヒロイン。セシリア姫と同じ位の年頃(18歳位)か。
機械いじりが大好きな少女。彼女の乗る小型飛行船"イオン丸"は彼女作です。小さい頃からいくつも発明をしていたようです。

砂漠でロデアを発見し、修理しました。ただし勘で修理した為か、ねじは2、3個余り、またロデアの右肩の大きな歯車は、絶対元の設計とは違う場所に付けてしまっています。

機械にも心があるとずっと思っていたようで、最初からロデアに親しい友達のように接しています。

性格は明るく、活発で親切(というか世話焼き)です。肝の座った一面も見受けられます。
大雑把なのか、発明は「何となくの勘」で行われており、その為ロデアはとんでもない目にあったりしています。

彼女も割りと遠慮なくものを言う方で、ロデアにお使い頼んだり無茶振りする事もあるんですが、思い立ったらすぐ飛んで行ってしまうロデアが心配で、放っておけないようです。
そして、文句言ったりすぐツッコミ入れてくるけれど、いざとなったらすぐ助けに来てくれて、頼りになるロデアの事を、イオンも大好きなんだろうと思います。(こちらも恋愛感情はなさそう)

尚、3DSWiiU版では、ロデアの強化を彼女が行っている事になっていて、マシンガン・スライド・ロックオンの三種類のギアもイオンの発明品(これも強化出来る)となっています。

また、攻撃などロデアの動き=プレイヤーの操作に、「行っけーロデア!」とか「どっせー!」とかいっぱい合いの手を入れくれるのですが、その喋り頻度を"イオンのおせっかい度"というので調節可能なのが面白いです。

Wii版ではフィールド上のアイテムの説明をしてくれます。


 セシリア
序盤のヒロイン。ナーガ帝国の姫でギアード皇帝の娘。
八歳の時にロデアを専属の護衛に任命する(ロデア談)。
ロデアは「十年一緒に過ごした」と話していた為、ガルーダ侵攻時は18歳か。

話し方から推察すると、物静かで優しい人のようです。自国のガルーダへの侵略を止める為に"時のねじまき"を持ち出すところから、正義感や意志の強さも感じられます。

多分お父さんのギアードの事は大好きだったのではないかと思います。
もし皇帝を倒し自分が即位すれば、すぐガルーダ侵攻を止めさせられると思うんですが、彼女はそうせずにねじまきを持ち出します。

八歳でロデアを護衛に任命したとの事ですが……セシリア姫は王族で国は滅びそうな状況、身近に同年代のこどもはいなかったかも知れません。
お父さんは皇帝で、侵略の準備もありなかなか一緒に過ごしてあげられなかったと思います。
そんな時、ロボットとはいえ歳の近そうな子が現れたら、
「おともだちだぁ!」ってなるのではないでしょうか。

始めは護衛というより、お話相手・遊び相手だったのかも知れません。

ロデアはセシリア姫が心をくれたと言っています。
十年間一緒に過ごすうちに、彼の性格形成に大きな影響を与えていったんだろうなぁ、と思います。


~ガルーダの人々~
ガルーダの人々は、千年前のナーガ帝国侵攻の影響で機械を恐れているらしいのですが、イオン丸以外にも飛行船が飛んでいるので、生活に必要な機械は使っているのかも知れません。

 オジモフ
イオンの祖父。イオンをとても可愛がって育てたようです。

一話でロデア(この頃は心が戻る前)に初めて会った時は、恐がりつつも興味はあったようです。(ここでのロデアのツッコミ的発言が可笑しい)

再登場時はロデアを追いかけて行ったイオンに「ナーガの機械兵に付いて行くなんていかん!」とお説教するんですが、直後イオンがさらわれ、助けに行くロデアにイオン丸を操縦して付いてきます。

若い頃奥さん(イオンの祖母・故人)と各地でデートしたらしく、その時の知識を活かし道案内してくれます。
が、イオンを早く助けたいが故にロデアにああしろこうしろ言った為、しまいにはロデアに怒られて落ち込んだりします。
それでも、何だかんだ一生懸命頑張っているロデアを見たからか、無事にイオンを助け、次の目的地に出発する頃にはロデアをすっかり信頼してくれています。

オジモフもそうですが、イオンの里の人達は皆、おおらかでいい人達みたいです。


 トーニオ
イオンの住む里の男の子。見た目は5~8歳位。
オルトスと戦った後に会います。姉のソーニャの為に一人で薬草を採りに来ていて、間近で戦闘始まりさぞ怖かっただろうと思います。
ロデアに薬草を採ってもらって以後、ロデアを尊敬しているようです。

まだ小さい事もあってか、出会った時は大泣きで(上記理由、無理もない)、ナーガの機械兵がいる所では怖がっていましたが、イオンが誘拐されてロデアが疑われた時は「ロデア兄ちゃんはそんな事しない」と庇い、更に道案内を申し出るなど、頑張って勇気を出していました。

健気で可愛らしい子だと思います。
ちなみに、ロデアもトーニオの事は弟みたいに可愛く思っているっぽいです。


 ソーニャ
イオンの住む里の女の子。イオンと同じ位の歳か(18歳前後?)。
身体が弱く、薬草が欠かせないという設定ですが、床に臥せる程ではないようで(良かった)、外で日向ぼっこしている事もあります。

ロデアが薬草を採ってくれた事を既に知っていて、はじめから好意的です。
イオン誘拐時、弟のトーニオが道案内志願した際「私もお礼をしたいですわ」とイオン丸に同乗、3DSWiiU版ではイオンの代わりに合いの手を入れてくれます。

ちょっと天然のようで、ライラス(R2:ロデアの後継機)との会話は必見。


 ペドロ
イオンの里の青年。身体を鍛えるのが好きで、見た目もちょっといかついです。
イオン誘拐時、ロデアを(機械なので)里の場所をナーガ側にばらしたのでは、と疑います。

彼もイオン丸に同乗しますが、ロデアがイオンを助けるべく頑張っているのを見て誤解していたと分かり、「すまないっ」
と誤っています。
ちなみに彼の友人ノビオの話だと、この時ペドロは土下座しているらしいです。
(ロデアは疑われた事について全く気にしておらず、さらっと「別にいいよ」と返しています。)

自分が間違っていると思ったらちゃんと謝れる、潔い人です。


 ノビオ
イオンの里の髭の青年。ペドロの友人。ペドロと違ってスリムです(もやしっ子的な)。
心配性らしく、口癖も「心配だなぁ」です。

ソーニャが好きとの設定ありますが、告白したりする様子はなく、ソーニャを心配してイオン丸に同乗したり、ソーニャが機械兵を怖がったトーニオと手を繋ぐ時に「私も繋いで良いですか?」と言ったりするのみ。
静かに彼女を見守っているような状況でしょうか。

彼もはじめはロデアを「良い機械のふりをしているだけかも」と疑い心配していますが、やがて心を開いてくれたのか、イオン丸の中を実況してくれ、ペドロと同じく「私も疑ってごめんなさい」とロデアに謝っています。

言葉づかいが丁寧で、穏やかな印象。こういう人には幸せになって欲しいです。

尚、彼のみ作中で名前が出て来ません。ホームページには載っています。


~ナーガ帝国の人々~
人間の兵士はいなさそうです。民間人も見当たりません。

 オルトス(R1:アールワン)
人型機械兵Rシリーズの一号機。大きさはロデアと同じ位。
一人称は「ボクチン」。
Rシリーズでオルトスのみが、単眼っぽい(鉄板みたいなゴーグル?の中心にレンズが一個付いている)です。

ロデアに何回か名前を勘違いされてむきになったり、ロデアの名前を「羨ましかった」と言ったり、彼も心(感情)があるようです。
「闘技場に来い」とロデアを呼び出し、行くまで待っていてくれています。律儀な気がします。

千年前から面識はあるようですが、序盤登場の為か、ロデアはオルトスの事を思い出してあげられません。それを寂しく思ってもいるようでした。

言動を見ていると、強がっているのですが寂しがり屋?のように見えます。Wiiのパッケージには本当に寂しそうな表情で描かれています。

尚、彼が携帯電話で話していた相手は誰なのか、謎です。(推測は出来ますが確認は出来ない)
ただ、この時のオルトスは、可愛いです。

 ライラス(R2:アールツー)
人型機械兵Rシリーズ二号機。やはりロデアと同じ位の大きさ。
一人称が「ミー」です。

喋り方が英語混じりで、登場した時も「ミーのセイする事をWrrリッスーン!」でロデアとかは「?」となっていましたが、私は一瞬で彼のファンになりました。

ライラスはイオンを誘拐し、時のねじまきとの交換を持ちかけてきます。
ですが、ロデアがねじまきの事を覚えておらず、結局、正々堂々一対一の空中戦になります。

彼も心の存在は否定しますが「羨ましいぜ、心から」と、心がある事を認めるような発言もします。
そもそも人質をとる作戦を行う事自体、心ありきの考え方かと思います。

イオンを盾に戦ったりはしないですし、ソーニャと話している時の様子を見ると、悪い子ではなさそうで、憎めません。
ただし、最後に敵らしいというか軍人らしい考えに基づいた行動をするので、ちょっと焦らされましたが。

欧米でも11月10日にゲーム発売されるそうです。
英語圏で彼の台詞はどうなるのか……気になり欧米版のホームページを見てみました。
私英語得意ではないのですが、どうやら
"言語機能に欠陥がある"とか、
"ライラスは一人称を決して使わない(この一文の後半の意味を理解出来ませんでした。間違っていたらごめんなさい)"
と書いてあるようで……かなりよく喋る子ですが、本当にどうなってしまうのか、心配です。


 ケルベス(R3:アールスリー)
Rシリーズ三号機で唯一の女性型。
大きさはロデア達と同様。
彼女だけ頭に角っぽいものはなく、代わりに左右に少し長く伸ばした髪?をピンで留めたようなものが付いています。

「あたしゃ、ケルベス」と名乗り、話し方は終始気の強い熟練の女戦士みたいです。
ロデアと会話しているのを聞くと、甥っ子とおばが喋っているようです。

彼女だけロデアに「お兄ちゃん」と言うのですが、ニュアンスは「アンタは旧式」なので、本当に兄妹設定があるのかは謎です。

ケルベスと会った時、ロデアは彼女の事を少し思い出しますが、そこでの発言が、イオンと我々プレーヤーにおおいに誤解を招くものとなっています。
ケルベスは「それは思い出さなくて良い!」と怒り、やはり彼女にも心はあるようです。

その後ケルベスと戦う事になるのですが、3DS版ではあまり強化せずに進めてしまったからか、私の腕がいまいちな事もあり、
余計な事を言って、激昂した妹にボコボコにされる、
みたいな事になってしまいました。

八十機以上、撃墜されました……

彼女は攻撃も多彩で、戦い方を考えないと勝てない相手かと思います。
ケルベスに勝てた時、彼女に優しい心があるところを見る事が出来ます。


 ヴァルギアス(R4:アールフォー)
Rシリーズ四号機。彼だけ他のRシリーズより年上に見えます(見た目高校生~大学生位、背も少し高い)。
一人称は「僕」。
また、彼はウィング(尻尾)がないです。

顔にペイントか傷かもわからない、大きい×印みたいなものがあり、起動時からあるのかも不明です。

ヴァルギアスはギアードの参謀のような立場でしょうか。
彼の口ぶりからは、ガルーダが再び上空に来るまでの間、機械兵だけになってしまったナーガを、ギアードの代わりに取り仕切っていたのかもと思われます。

また、時のねじまきが何なのか教えてくれますが、戦闘中で余裕がなかった私は「ごめん、今何て?」と焦ってしまいました。
何回か倒されてしまったので、結果的に彼の話を聞けました……

よく「想定」という言葉を使います。
色々な事を考えていそうで、内に秘めた思いがたくさんあるのでは、という気もするのですが、ほぼ語ってくれません。

もう戦う必要もないのでは、というところで巧みにロデアを煽り、戦闘になります。
彼もごり押しで勝てるような相手ではないです。
そして、ロデアに"頭では分かっているけれど、意識していなかった事実"を突きつけます。


 ギアード
ナーガ帝国の皇帝。身体は機械化されていて、見た目は彼こそロボットみたいです。

ナーガ帝国の機械文明を推し進めたのはギアードのようです。
ギアードは「ナーガの大地は死んだ」「身体を機械化しても追いつかない」と言っており、帝国は資源不足の他、環境問題も深刻なのかと思われます。

ナーガ帝国には人の気配がありません。もしかしたら食糧となるものもないのかも、という気がします。
セシリア姫は機械化されている様子はないので、自らの機械化は娘に食糧残す意味もあったのでは、と思えて仕方がないです。

ナーガ帝国の機械兵が海の生物なのは、ギアードが海の生物が好きだからだそうです。
彼がこどもの頃はまだ魚もいたと思われますが、ゲーム上ではもう海も汚染されていて、生物は住めなさそうです。

環境汚染がいつからの問題なのかは分かりませんが、ギアードは自国を滅亡させない為に必死だったのではないかと思います。

本当は娘を愛する優しいお父さんだったのではないかと思いますが、ガルーダ侵攻の準備、自身の機械化をするうちに娘への愛情をどこかに忘れてきてしまった、そんな風に見えます。


【クロノスタワーのガーディアン】

各タワーに一体づつ、計四体います。
みんな巨大で、各エリアにちなんだステージで戦う事になります。
ガーディアンとは話す事は出来ないです。
どうやって戦うか、考えるのが楽しい、そんな相手です。

【ラスボス】

物凄く大きいです。足場は酸の海で怖かったです。
正直怖すぎて「早くガルーダに帰りたい……」と思いながら戦っていました。
ロデアは見た目がこどもなので「こんな小さい子に、こんな過酷な戦いさせて良いのか?……」と申し訳なく思う程でした。
私がゲーム下手なだけなんですけどね。

ラスボスは"最後に残った本心を叫び、自分が大切に思っていた存在を探しながらも暴走している"という状態です。
鎮めるとか助ける事はもう無理そうで、成仏させてあげるしかなさそうと感じました。

ただ、ここでのロデアが言う事が一つだけ、彼らしくなく残念で、ラスボスの気持ちを理解してあげられている台詞だったら良いのになぁと思います。


【"ロデア"を遊んで思った事】

そもそも「何でこのゲームを遊んだか」なのですが、震災前にゲーム雑誌で紹介記事を見た覚えがあり、てっきり自粛の雰囲気で発売延期されていたのか?と思ったのと(これは多分勘違い)、"ロデア"の名前の由来を知った時に「ああ、この子(というか、このゲーム)は、凄く大事に愛されて作られたんだなあ」と思ったからです。

ストーリーは王道で、特にWii版はこどもに遊んで欲しい、という雰囲気を感じるので、まあ大人向きとは言えないと思います。
でも、やれ騙しあいだの裏切りだのドロドロの陰湿な人間関係だの、そういう類いが一切ないので、個人的には安心して遊べました。

ところで、私セガ信者と呼ばれる者でもなく、ソニックもナイツも遊んだ事がないような者です。

3DSWiiU版不評の旨、存じております。

確かに、3DS版は三~四回、固まった事があります。
終盤までチタンの歯車がなかなか見つからなかったり、鉄のシャフトは四面の扉の中以外でどの敵キャラが落としてくれるのか、さんざん探して今も分からないままです。

私も、本当はWii版をそのまま発売した方が良いと思います。

ストーリーもロデアの飛行方法もステージの仕掛けも、全部が一つに繋がるよう計算し尽くして作られたゲーム、そんな気がしました。
作り手の方々は、このゲームに多大な愛情を注いだのではないでしょうか。

そんなゲームが初盤分しか世に出ないとか、あまりにも報われないのでは?

ですが、3DSWiiUも否定する程ではない気がします。
私は楽しく遊ばせて頂きました。
本来リモコン操作だったものをよく3DSWiiU向きに調整出来たなぁと思います。

私ただの主婦なので家事もあり、こまめに遊んだり止めたり出来る3DS版が出なければ「遊ぶ時間とれないかも」と、手が出せなかったです。
結局Wii版も遊びたくて仕方なくなり、まとまった時間取れないからと諦めていた据え置き機用ソフトを買い、時間を作って遊んだんです。
やる気になれば結構出来るものだと自分でもびっくりでした。


正直、Wii版クリア出来ていないので、まだ知らない事があるかも知れないです。
3DS版の隠しボスもまだ全部は見つけていません。
誤解したり、気をつけたつもりですが間違っているところもあるかも知れません。

すみません。

ですが、発売直前さえあまり宣伝される事はなく(ゲームの情報誌とホームページ位?イベントはあったようですが)、スカイソルジャーの方のホームページも何か正確じゃないところがあって(オルトスと出会う状況など)、大事にされていない気がして、いたたまれなかったので、私ごときですが、私見ですけれど、述べさせて頂きました。


私、上手くはないですがゲームが好きです。
11月末にはモンハンX(クロス)が出るので、家族全員での狩猟生活が始まります。違うゲームも遊ぶと思います。

でも、ロデアも引き続き、ちょくちょく遊ぶと思います。Wii版のラスボスにも挑みます。
ストーリーも好きだし、何より「空、飛びに行きたいな」って思うんです。

まさに「素敵な出会いに感謝」です。

生意気な発言、長文乱筆、申し訳ありません。

このゲームを世に送り出して下さった皆様、そして最後まで、いや少しでもこれを読んで下さった方。

本当にありがとうございます。


2015.11.20追記

上記改めて読み返したら、あらすじ&私見のキャラ紹介しか書いてない……遊んでどれだけ楽しかったかを書けたら良かったのに。

11月10日に北米で、11月13日に欧州で、ロデア無事に発売されたようです。
Wii版も同梱されているようで、安心しました。

どうやらゲームソフト+イラスト集(写真にはガルーダの景色が載っていました)らしき冊子やCDっぽいもの、時のねじまきも入ったセットが欧米版ホームページにて販売されているようです。
そんなの日本で出てましたっけ?

何にせよ、向こうでは愛されてきて欲しいな……と思っていたら、ミーバースにロデアのコミュニティが有るのに今頃気付きました。
良かった、ちゃんと日本にもロデア大事にしてくれる人がいた……
(11.20追記以上)